Protractor NG

直線移動するカッティング・ヘッドでレコード盤に刻まれる音溝。円弧を描いて移動するトーンアームとスタイラス。その異なる動きにより音溝とスタイラス間でトラッキング角度の誤差が生じるため、スタイラス位置をセンタースピンドルからわずかに前へ出す“オーバーハング”などの調整が必要不可欠です。この”プロトラクターNG”は、プレートをスピンドルにセットしゲージ・タワーをトーンアーム中央に固定することで”オーバーハング”調整、最外周と最内周における水平方向の”オフセット・アングル”調整が、”Baerwald”、”Lofgren”、”Stevenson”の3種類のジオメトリーに基づいて簡単に行う事ができるアナログ・ファン必携のツールです。なお、ドクトル・ファイキャルトの各ターンテーブルにはこの”プロトラクターNG”のファイキャルト製品専用簡易版が付属しています。